2015年7月のアーカイブ |
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先日の話ですが、嫁からのリクエストでこちらを購入してみました。
Dyson の小型ハンディクリーナー、V6 Mattress。もともと布団用のクリーナーとして最近流行りのレイコップを購入しようかと思っていたのですが、思ったより吸引力が弱いという話もあり、店頭で見比べてみることに、確認してみると、レイコップは外見に比べて吸気口が意外に狭く、Dyson とそんなに違わないんじゃ……? ということで、こちらを購入してみた次第だったりします。
でもって使ってみた感想としては、これはかなり便利。小型で取り回しがよく、しかも Dyson の割にそれほどうるさくない。ヘッドも数多くついており、これ今まで使ってた小型掃除機が要らないんじゃない? という状態に。たまたまキャンペーンをやってたこともあり、おまけでヘッドも一個つけてもらい(左下のもの)、思ったよりよい買い物ができたなーという感じ。値段的にはちょい高めの \40k ぐらいなのですが、利便性を考えるとぜんぜんペイする印象です。
敢えて難点を挙げると、単純なストレート型のパイプがついていないことですかね。これがあれば本当に小型掃除機にもなるのでそこだけちょっと惜しいかも。とはいえ標準部品群だけでも十分な使い勝手。調べてみたところ 5 月ぐらいの新商品だった様子。興味がある方はチェックしてみるとよいかもしれません。
そういえばこれも blog 化忘れてました;。ひとつきほど前ですが、従弟宅へお邪魔してきました。
長いこと行く行く言いながら全然お邪魔してなかったのですが、今回初めて実現した次第。単身赴任の社員から会社が借り上げている一軒家に激安で住んでいるのですが、めちゃめちゃ立派な家にビビるワナ;;。そして超広いリピングに見事にコーディネートされたテーブル、そして美味しそうな食事と、いやはやかなりびっくりしました。油断しまくりで気軽な気持ちでお邪魔したらこんな素敵なお家とは^^。
まずは蒸し鍋で野菜や魚、お肉などをごちそうに。鍋ってもともとパーティ向きではあるのですが、蒸し鍋がこんなに手軽においしく調理できるというのはびっくりでした。うむむ、これはよいです^^。
そして驚いたのは燻製鍋。鍋ひとつで燻製が作れてしまうという優れもの。二段重ねにすることができ、ちょっとしたおつまみが作れます。
出来上がりはこちら。いや~、まさかこんなに簡単に美味しい燻製が作れるとはびっくりです。うまうま^^。
つい居心地が良くて夜中まで居座ってしまいましたが^^、いやはや、うちとは対極にある居心地のよいお家だなぁと思ってしまったり^^。間接照明主体の明かりに切り替えて、ゆったりした夜を過ごすなんて、電脳まみれの不夜城の我が家では全く考えられないよ状態;(苦笑)。住まいにはその人たちの性格が色濃く出ますが、まさにそんな感じの素敵な一軒家でした。
あれ? そういえばこれ blog 書き忘れてるよーな気が、というわけで一応掲載。
ででーん。超巨大ぐで様。
っつーかマジで地味にでかい....;
写真だけ見てるとわかりませんが、地味に 30cm 以上ある巨大ぬいぐるみ。たまたまゲーセンで見かけて、この手の巨大ぬいぐるみを一度取ってみたかったこともあり、お金に糸目をつけずに挑戦してみました。結果的に 2,500 円ぐらいで落とせたのですが、いやこれめちゃめちゃ難しいじゃないかと小一時間;。最近見かける、竿が出ていてその先に半月状のわっかで釣り下がっているタイプだったのですが、こんなにも落ちないものなのかとちょっとびっくり。最初の一撃で揺れている間に次の一撃を入れるとか、そういう工夫をしないとまるで動かないとか;。最後は自らの揺れで勝手に落ちてくれたのですが、いやこれもう取れたの偶然としか;;。
ちなみにこういうぬいぐるみって原価いくらぐらいなんだろう? と思って調べてみましたが、原価って法律で最大値が決まってるそうで(\800)。このぐで様だといくらぐらいなんでしょうねぇ?
先日ですが、嫁が面白いものをネット通販でゲット。……っつーかよく見つけるなぁと小一時間;。
ちゅっぽん、というお手軽ガーデニングアイテム。背中に小型の鉢を背負っており、そこで植物を育てるのですが、
これが超激かわゆす。
っつーかこの商品を考えた人は神だと思うw。
マグカップにこんなふうに取り付けると、ストローでちゅうちゅう水を吸い上げて、それで植物が育つという仕組み。これは見事なアイディア商品ですね^^。クローバー、バジル、ミント、ワイルドストロベリーの 4 種類。問題は果たしてちゃんと育つかどうかですが、家の中においておいたらなかなか芽が出ないワナ;。やっぱり日光にさらさないとダメですね~;。
というわけで昨日のエントリの続き。FF14 ですが、このゲーム、ぶっちゃけ言いたいことはありまくりです。特に大きなポイントとしては以下の 3 つ。
- MMO としてのメリットがほとんど出せていないゲームシステム
- フィールド戦とインスタンスダンジョン戦の大きなギャップ
- ストーリーラインのつまらなさ
ちょっと順番に語っていきます^^。
① MMO としてのメリットがほとんど出せていないゲームシステム
このゲーム、体裁は MMO なのですが、ほとんどソロゲームに近いです。メインクエストと呼ばれるストーリーに沿ったクエスト群が存在し、これをこなしていくことがゲームのメイン要素になっているのですが、このメインクエストが基本的にはソロで進めるようなモノになっているのですね。もちろんその途中途中で適宜パーティ戦必須のバトルが組み込まれてはいるのですが、ソロでも問題なく進められるように設計されています。(もちろんクエストもパーティで進めたの方がラクではあるので、嫁とは一緒に進めたのですが。)
これは ECO のように、どちらかというとパーティでゲームを楽しむ中に適宜ソロで進められるメインストーリーが入っている、というのとは真逆なシステム。そもそもメインストーリーのボリュームだけでもハンパなく多いので、他の MMO 要素にはあまり手が出せないような状況……というか、MMO 要素までたどり着けている人は相当にやり込んでいる人たちではないかなと;。
けれどもこれ、正直なところプレイしていて結構不満でした。なんかこれだったらゲームコンソールでプレイする従来の FF と大差ないんじゃないかなー? という。。。
② フィールド戦とインスタンスダンジョン戦の大きなギャップ
加えて大問題だなぁと思ったのがこれ。
このゲーム、メインクエストの途中に、コンテンツファインダーと呼ばれる、インスタンスダンジョンでのパーティ戦が差し込まれているのですが、このインスタンスダンジョン戦が普段のフィールド戦とまるで違うのですよ。ロール(役割)を意識した立ち振る舞いが求められ、タンク(盾役)、ヒーラー(回復)、DPS (攻撃)それぞれがきちんと役割をこなして動かないとまるで攻略できない。しかもアクションゲームとしてそれなりのプレイヤースキルを要求するものが多いのですね。
問題なのは、このパーティ戦がうまく進まないと、パーティの雰囲気がむちゃくちゃ悪くなるという点。これはもう仕組み上の問題です。原因は以下の通り。
- パーティが基本的には 4 人(盾役 1 人、回復 1 人、DPS 2 人)で設計されているため、誰か一人でもスキルの低いプレイヤーがいると攻略がほとんど不可能になる。
- しかもパーティ戦はふだんのフィールド戦とまるで戦い方が変わるため、フィールド戦をいくらやってもパーティ戦での立ち振る舞いの訓練にはつながらない。
- 操作系が複雑であるため、プレイしながらチャットしている余裕がほとんどない。このため、スキルが低い人にあれこれ教えてあげる余裕がなかなかないです。
- FF14 というゲームの特性上(というかプレイヤー人口が多いため)、正直コミュニケーションスキルに難がある人が結構いる。平日深夜帯などは社会人プレイヤーが多いせいか、それほどギスギスしないのですが、早めの時間帯や土日などはちょっとでも進行が悪いとめちゃめちゃイラついているっぽいプレイヤーがいて、パーティの雰囲気がかなり悪くなります。
- パーティ戦はランダムマッチングで誰と一緒にプレイするかわからないのですが、サーバーまたがりでマッチングされるため、実質的には一期一会。このため、その場で雰囲気が悪くなってもそれっきり。後味の悪さだけが残ります;;;。
もちろんオンラインゲームならではのおせっかい焼きや親切なプレイヤーさんはかなりいて、自分たちも相当にお世話になったのですが(FC にも入れてもらったりとか)、感覚的には 5% ぐらいの割合でちょっと難ありな人にぶつかるかなー? という印象。私はそこそこゲーマーなのでまだしも、嫁はアクションゲームに慣れていないので相当苦戦しながらパーティ戦をプレイしており、迷惑かけまくって結構泣きそうになっていることも;;。これもうちょっとなんとかならなかったのか? と思わずにはいられません。ネット上での評価を見ていても、この点には結構非難が集まってる感じがします。
③ ストーリーラインのつまらなさ
そして最後に、なによりメインストーリーの話が面白くない;;。FF って、過去プレイしてきた印象でもナンバーによってまるで面白さが違うのですが(4 とか 9 は名作だけど 7 とかどうよ? みたいな感じ;)、FF14 は正直面白くないです。職業によってホームタウンが 3 つに分かれているなど、結構上手いなーと思うところは多いものの、メインストーリーを進めている最中に余計なおつかいが大量に差し挟まれることもあり、今一つ話が盛り上がらないのですよね;。2.1 以降では多少面白いところもあるらしいという話があるので、ここからにちょっと期待、かな?;
というわけでいろいろ書いてみましたが、特に②は致命的な面もあり、いやこれどうよ? 的なところがあります。自分たちはタンクと回復のペアでプレイしているのでフィールド戦では困らないのですが、パーティ戦では結構苦戦していて、特にストーンヴィジル(Lv41 ダンジョン)ではあまりの難しさに軽く敗退。結局、レベル 50 まで力技でレベリングし、装備品を整えてから再挑戦してなんとか突破するような有様でした。うーむ、私のプレイヤースキルが結構錆びついてるのですかねぇ?;
さてさて、最近ゲームの話題というとぷよクエばっかりだったのですが、その裏でこんなゲームをやっておりました;。
スクウェア・エニックスの廃人ゲーム、Final Fantasy XIV。MMORPG なんて ECO だけで十分だよ! ……と思っていたのですが、嫁がどーしてもあの美しいグラフィックスのゲームをやりたい! と言い出したために、まあしょうがないかと付き合いでプレイを始めた次第。とはいえ ECO を動かす程度の貧弱グラボでは話にならず、このゲームをやるために、わざわざ GeForce GTX960 を 2 枚新調し(これだけで 6 万円ぐらいの出費;)。嫁の方はと言えば、さらにこんなモニタまで新調;。
DELL の湾曲型 34 インチモニタ、U3415W。いや~、ぶっちゃけあきれるほどにすごい没入感のモニタですが;、まあここまで投資したからにはそこそこ進めなきゃならんだろう! ……ということで、約 3 カ月かけて 新生 2.0 のメインクエストをようやく先ほど突破しました。まあまだまだ先は長いのですが;;。
さすがに 3 カ月もプレイしているのでそこそこ慣れては来ているのですが、正直ベースの感想としては。
ゲームシステムがとにかく複雑すぎる;;。
というか ECO が簡単すぎたんだろうなー、と思いつつ;;。
まあとにかく使うキーの多いこと多いこと;。結局私はキャラを走らせることも面倒になってキーパッドを購入してしまいましたが、キーパッドはキーパッドで操作が複雑。使うスキルがやたらと多いので、キーアサインを考えるだけでもかなり大変。とはいえ、さすがはスクエニ、とにかく半端ないボリュームで、エモーション(感情アクション)もいったいどんだけあるんだと小一時間;。とりあえずがしっと嫁と抱き合ってみるテスト。(← おバカですこの人たち;;。)
それにしてもグラフィックスの美しさには本当に驚かされます。昼/夜の変化、そして天候変化もあるので、同じマップでも見た目ががらっと変わります。スナップショットを取るのもなかなかに楽しい……のですが、萌え要素がイマイチ少ないのが難点;。
さてさてこのゲーム、ゲームシステム的にはいろいろ言いたいことありまくりなのですが、長くなるので別エントリに分けます^^。
超いまさらですが、アニメ版 CLANNAD を全話鑑賞……って今まで見てなかったんかい! とツッコミ受けそうですが;、正座して見るべきアニメということもあってついつい延ばし延ばしにしてたら結局見ずじまいで現在に至るワナ;。先日、部屋の片づけをしている際に発掘されたので、いいかげん見ようと心に決めて、嫁と一緒に全話鑑賞した次第だったりします。
でもって、感想。
おいこらなんですかこのアニメ版は;;;。
っつーか、すいません、見ていてブチ切れそうになりました。ねーよこれは;、状態;;。
もちろん酷評されるべき点ばかりというわけではなく、相応に評価されてしかるべきところも多いです。各ヒロインルートの違和感のない融合や、各種エピソードの見事なまでの再編成。一部、オリジナル展開もあり、特に杏・椋・智代をまとめて片付けたテニスのエピソードなどには本気で舌を巻きました。
けれども致命的なのは、おそらくはアニメ化スタッフ陣が、作品全体を俯瞰して見たときのストーリーの流れ、そして「CLANNAD(家族)」の意味を正しく理解せずにアニメ化してしまっている、という点。
確かにこのアニメ版では、様々な家族の姿を丁寧に描いてはいました。けれどもそうした「多彩な家族の在り方」を描いているから「CLANNAD」なのではない。そんなのは超薄っぺらい作品理解でしかないし、それでは渚のいう「町も大きな家族」だというセリフの意味が分からない。
「なぁ、朋也。俺はこう思うんだ。
結局、人が生きる意味は、家族や愛する人の中にあるんじゃないかってな…
だから俺たちは…
あの日、自分たちの夢を諦めて、それを渚に託すことができた…
ひとりで生きてたって、いいことなんてありゃしねぇよ…
遠い星で、ひとりで暮らしてみろ。何を糧に生きていける?
なんにもねぇだろ。
だから、人は繋がってる。
誰かと繋がっていて、初めて、生きている、と実感できる。
喜びも生まれる。
だから、それを否定するなんてことはしたくねぇんだよ…俺は…」
この作品でいう「家族」というのは、大きな意味での「人と人との繋がり」のことであり、そしてこの作品は、人と人との繋がりにある様々な思いやり(=自分の生きる意味や夢、幸せを他者の中に見出すこと)の形を描いている。(実際、原作には恐るべき数のサブヒロインルートが存在していますが、そのほぼすべてがそうした様々な思いやりの形を描いていました。)
そしてこの「(自分のことを顧みず)他人のことを常に思いやり続ける」ことの究極形が「親から子への愛情」であり、ここを基軸にメインストーリーが進んでいるんですよね。
そのことを踏まえて渚ルートの全体像を振り返ってみると、ストーリーの流れは(原作の方では)
- 心も身体も弱かった渚が、汐を身籠ることで、母としての強さを見せていく。
- 渚のように強くはなれなかった朋也も、渚の死後にそれを理解して大人になっていく。
となっている。特に原作の方では、渚が卒業してから汐を出産するところまでの二人の描写が秀逸で、
- 渚を支えてきたはずの朋也が、いつの間にか渚に支えられている。
- 汐を身籠った後は、渚が母親としての心の強さを見せまくる。
- その心の強さに朋也がまるでついていけなくなる。
という様子が丁寧に描かれているんですよね。ところがアニメ版ではこの部分の描写が皆無であるために、なぜ渚が自らを母体の危機に晒しながらも汐の出産にあれほどまでにこだわったのかがわからず、『泣かせるシーンを作るために』汐を産ませて殺してしまう、という、安っぽい作り手の薄っぺらい物語に見えてしまうのです。
ちなみに原作にはこういう重要なセリフがありました。(アニメ版では軽くカットされてましたけど;。)
「なぁ、渚。ひとつ訊きたいんだ。
おまえが、強く生きること…
強い母として、新しい命を生んで、育くんでいく、ということ…
それは、おまえにとっての何なんだ…? それを教えてくれ…」
「わたしのやるべきことです」
「それは…一番か?」
「はい…わたしの一番です。
今までずっと弱かったわたしが…母として最初にやるべきことなんです…
ここで負けたらわたしは…人の親になんてなる資格もない…弱い子です…
それでは…わたしのお腹に宿ってしまったこの子が…あまりに可哀想です。
だから、絶対に産まないといけないんです…
朋也くんとの間にできた…この子を…強い母として。」
渚が汐の出産にこだわったのは、いつも誰かに守られ支え続けられてきた「弱い自分」ではなく、誰かを支えて生きていくという「強い自分」になりたかったから。この After Story はものすごく簡単に言えば、渚と朋也が「子供」から「大人」になっていく物語なのですが、この大人と子供の分水嶺になっているのが、「自分のことより他人のことを優先できるかどうか?」「人を幸せにすることを自分の幸せにできるかどうか?」という点なのです。(この作品の「大人」である秋生や早苗、直幸(朋也の父親)はそういう描かれ方をしています) だから、ストーリーの終盤になって朋也がしみじみと次のセリフを語るのです。(このセリフもカットされていましたが)
「…渚」
その名を呟く。
「時間かかっちまったけどさ…」
「やっと、家族になれたよ、俺…」
「人を幸せにして、自分も幸せになる家族の仲間に…」
これらの点を踏まえてアニメ版を振り返ってみると、
- 「渚」というキャラクターの成長をうまく描けていない。
渚は最初から純粋で人のことを疑わず、誰のことも嫌いにならないキャラとして描かれており、しかも体も心も弱々しい、それ故にギャルゲーらしい「男から見た場合に都合のよい女」「守ってあげるべきマスコット的な存在」のようにも見えます。しかし原作では After Story まで含めると、実はそうした「人のことをまず真っ先に考える」思いやりの形こそが作品のテーマの一つであり、弱かった彼女が成長して、母親としての強い心を得て大人になっていくことこそがこの作品で描きたかったモノだとわかります。
麻枝氏は、電撃姫 (2004/07)のインタビューで、「渚シナリオは結局、弱かった渚が母親になるまでの過程を描く物語」なのだと語っていたそうですが、アニメ版ではこの成長がまるっきり描けていない。「守るべき可愛い彼女 & お嫁さん」というキャラクター像のまま、最後までマスコットキャラ的に描かれ続けてしまっていました。 - 「朋也」のヘタレっぷりがまるで描けていない。
この作品のキモは、母親になっていく渚と対照的に、親になることの意味を理解できなかった朋也が、5 年以上経って初めてそのことを理解していく、というところにあるのですが、「朋也が何を理解できていないのか?」という点、そして「朋也が何を理解することで親になっていくのか?」という点がうまく噛み砕けていません。(これは「母親になった渚」を描写できていないのだから当然と言えば当然)
これらが描けていないと、上っ面の感動はあっても、心の底に響くような感動にはならない、と思うんですよね。自分よりも他人を優先させること。他人の幸せを自分の幸せにしていくこと。誰かに支えられている立場から、誰かを支えていく立場へと変わっていくこと。それらが一気に腹落ちすることで、朋也は父親を受容し、渚の思いを理解し、その死を受容していくことができるようになるのです……が、おそらくアニメ版だけを見ていた人たちにはこの辺がからっきし伝わらなかったと思うのです。
AIR の場合も残念ながらバックボーンストーリーとしての「大きな全体の作品構造」が理解されていなかったですが、CLANNAD も同じ失敗に陥ってしまっていることを鑑みると、本当に京アニはこうした「物語作り」が弱いのだと感じてしまいます。現在に至っても、京アニは「ハイクォリティな映像化」という点で高い評価は得ていても、オリジナルストーリーではヒット作を生み出せておらず、この点が課題なのかも。アニメ評価データベースのスコアを見てみると、中央点が 95 点で歴代 2 位のハイスコアでありながらも、レビューの中を見ると結構評価が割れており、納得できないという人が多いのもよくわかるところ。体裁は上手く取り繕っているけれども、けれども肝心の物語には十分な魂がこめられなかった……と思います。今どき珍しい 4 クール作品で、商業的には成功したのでしょうが、返す返すも残念でなりません。
……まあ、そんな感想を抱いてしまうのは 10 年ちょっと前に CLANNAD をプレイして、人生を大いに反省した自分だからこその思い入れ故のものなんでしょうかね;^^。
なんだかんだでカードがたまってくるものですねぇ^^。
いや~、気付けばいつの間にかレベル 100 も超えており、我ながら結構続いてるなーと感心。Lv100 を超えたあたりからは攻撃力増強のカードを組み合わせて打撃力重視・短期決戦型で攻めていく必要があるようで、やられる前にやる! というスタイルのプレイはなかなかに楽しいです。なんでもいいけどハーピーかわいいよハーピーw。
課題は手持ちカードが赤に偏りすぎていることで、赤デッキばかりが育ちまくるという点でしょうか;。
アミティ 2 体で×4 倍、これに加えてサラマンダー+りんごのスキル発動で× 6 倍。合計で 24 倍の攻撃力なのでボスも割と容易に撃破。このサクサク感がなんとも楽しいですね~^^。
……って知ってました?;
関西圏ではなんでも常識らしいのですが、手軽に白だしのスープが作れる粉末ということで、どこの家庭にもだいたい常備されているとか(ホントかどうかは不明……というよりたぶんウソじゃね? という気も;)。どこかのテレビでやってて、ふーんそうなんだ、と思っていたら、近くのスーパーに普通に陳列されてました;;。ちょっと使ってみようか? という話になってさくっと購入。冷凍うどんを使って作ってみました。
さっそく食べてみましたが、おおお、これはなかなかにすごい。恐ろしく手軽にスープが作れるのでびっくりです。
関東のめんつゆはレシピを暗記してるんですが、関西の白だしの方はレシピが頭に入っておらず;。みりんとお酒と醤油でできるんだっけか……という感じですが、今度しらべて覚えようかしらん?
先日、たまたま仕事で池袋に行ったのですが、近場に美味しい蕎麦屋さんがあるっぽかったので足を運んでみました。
手打ちそば一栄。超レトロ感満載なお蕎麦やさんで、店内も昭和の時代に逆戻りしたかのような雰囲気にちょっとびっくり。とりあえず三色蕎麦を注文してみました。値段はちょい高めですが、味は相応。非常にシンプルな三色そばで、ごく普通に美味しいです。めんつゆもオーソドックスに美味しい。なんというか、ほっとする味ですね^^。
場所的には瞠の近くなのですが、こんなところにこんなお店があるとは知りませんでした。探してみるといろいろあるものですねぇ^^。
……早口言葉みたいですが、その名の通り、桃とモッツァレラでございます^^。
ここ最近、やはりネット界隈でちょっとブームの一品らしく、桃とモッツァレラで作ったシンプルなサラダ。作り方は簡単で、桃とモッツァレラを混ぜて白ワインビネガーとオリーブオルをかけ、塩コショウを振り、お好みでレモンを足すだけ。嫁がネットで見かけて作ってみたのですが、なるほど確かにこれはイケてるという印象。塩加減が難しいのですが、桃の甘味がより一層引き立つ感もあり、面白いもの考えるなーと感心。
……とはいえ、ぶっちゃけ普通に別々に食べても美味しいんじゃね? という感じもします、これは^^。そもそも桃にしてもモッツァレラにしても単価が結構高いものだし、わざわざアレンジする必要性をあまり感じない感じはありますね^^。
先日の話ですが、ネットをふらふら巡回していたところ、食べログ 4 ポイント超えのうどん屋が赤羽にある! ……と気付いたのでさっと行ってきてみました。
自称、東京で一番美味しい讃岐本格手打ちうどんを出すお店。食べログを見ていると神保町の丸香と人気を二分していそうな気配。赤羽駅からは商店街を歩いた先にあり、だいたい徒歩で 10~15 分ぐらいでしょうか。土曜日に行きましたが、11 時到着で 20 人程度の行列。2 回転目で入店できました。
注文したのは、かしわ天おろしぶっかけと、梅湯葉ぶっかけ。さてどんなものかと食べてみましたが、なるほど確かにこれは美味しい。うどん自体ももちろん美味しいのですが、括目すべきはかしわ天。ジューシーでうまみたっぷりな鶏肉には正直舌を巻きました。これだけ美味しい鶏肉を出すお店は普通のところでもそうそう見かけません。梅干しと湯葉のうどんの方もこれまた絶品で、梅干しの酸味が湯葉やつゆに見事にマッチしており、食べていて尾を引く一品になっていました。うむむ、やるなー、という感じ。
とはいえ、うどんそのものと出汁に関しては残念ながら丸香には半歩劣る、という印象。もちろん十分に美味しいのですが、丸香はちょっと次元の違う味なので、それと比べてしまうとちょっと、という感じでしょうか。とはいえこちらの店はうどんのバリエーションの幅に加え、おでんやアルコールも楽しめるお店のようで、その辺が人気を博している一因なのでしょうね。いやはや、どちらにしても非常に美味しいお店でした。ちょっと足を延ばしてでも行ってみる価値のある一軒だと思います。
先日の話ですが、撮り溜めてあった映画類やらなにやらをぼちぼち消化。その中に、少し前に TV ロードショーで放映されたかぐや姫の物語が。会社の同僚が、昨年の映画の中で頭一つ抜けている作品だと推していたこともあって見てみたのですが……
うーん、なんですかこれは;。
泣けるという同僚がいたので見たけど、どうしてこれで泣ける;;。
ストーリーラインを振り返ってみると、ざっくりこんな感じ。
- 純潔で清浄な月の世界では、人間界における感情や欲望は罪とされる。
- かぐや姫は人間界に興味を持つという罪を犯し、月から地球に降ろされる。
- かぐや姫は罪人なので、幸せになることを許されない。翁に財宝が与えられたことで何かが狂い始め、田舎から都会に引きずり出され、権力の塊のような男性陣に翻弄される。
- 挙句の果てに本当に大切なものが何かわかったときに記憶を奪われ月に回収される。
薄っぺらい感情のない世界である月世界との対比により、人間の持つ感情の多彩さとそのかけがえのなさを描出する。本当の幸せは、シンプルに心赴くままに生きるところにある、というのがかぐや姫の至った結論なわけで、つまり作品テーマは人間賛歌、ということなのでしょう(たぶん)。
けれどもその一方で、この作品における人間の描かれ方の薄っぺらさがどうにもひっかかってしまうんですよね;。
- 権力は悪、都会は悪、男性は悪、というステレオタイプな設定。
- かぐや姫視点で見ると、環境が悪いのであって自分が悪いのではないとも読み取れるストーリーライン。
- 最後は心赴くままに生きたいと願う、という現代受けしそうなテーマ設定。
人物描写にしろ舞台設定にしろ、ステレオタイプなところばかりが目に付き、愛憎入り混じるようなカオスさがほとんど見られず、非常にシンプルに作られてしまっている。それは確かに竹取物語という原作の筋書に沿っているが故のものかもしれませんが、それにしたって薄すぎやしないか? と思ってしまうのです。
技巧的には確かに見るべきところは多く、竹取物語をうまく再解釈して現代的ストーリーに仕上げたことや、あの絵を動かした技術力などは凄いの一言に尽きます。ただ、それはストーリーが面白いのかどうか、あるいは深みがあるのかどうかとは別の話。よくできてはいるのですが、ちょっと自分とは合わなかったなーと思ったりしました。うむむ。高畑監督の作品とは相性悪いのかもしれませんねぇ自分;。
最近、吉野屋に出ているこちらを実食。
野菜ブームに乗ったのか、ここひと月ほどで出てきているベジ牛。牛丼とセットになったもの以外にも、野菜だけのもの、カレーとセットになったものと 3 種類あり、お値段も吉野家としてはちょい高め。さてどんなものかと食べてみましたが、いやこれかなりイケてるじゃないですか^^。
11 種類の野菜を塩だれで調味しているのですが、いやごはんと野菜だけで普通においしいのには参りました。ちょっと肉っ気がほしかったのでベジ牛にしましたが、普通にベジ丼でもよいかも。価格帯的には大戸屋とほぼ同じになってしまうのでこの値段出すなら大戸屋が……というのはあるのですが、さっと手軽に入って食べられるのはよいですね。
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