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五等分の花嫁

今さらながらこちらを読破(汗)。

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五等分の花嫁。いや実は、GW に家族でトーマスランドに遊びに行った際、コラボイベントをやっていたのですが、アマプラで見ていたらアニメ版が意外に高評価。第1クールもまあまあ普通に面白かったけど第2クールの ff が1話目から大化けでちょっとびっくり。さらに調べてみたら原作は2年前に完結済み、そしてたまたま完結編になる劇場版も封切直後……とまあ条件揃いまくりだったおかげで、つい勢いでレイトショーのチケットを買って真夜中にわざわざ劇場まで足を運ぶという暴挙に出たのは秘密です;。

いやー、お前なにやってんだとセルフツッコミですが、とりあえず言わせてください。

三玖かわいいよ三玖www。
というかめっちゃ若返りますね、こういうの見てるとwww。

ストーリー的には5つ子の入れ替えトリックを使ったミステリ風味のラブコメ作品なのですが、このテイストの作品が少年誌(週刊マガジン)に連載されていたというのはかなり時代が変わったなぁという印象があります。驚かされるのはその読後感の良さで、張り巡らされていた伏線が綺麗に回収され、物語として着地すべきところに綺麗に着地していくその様は、見事というより他にありません。

アニメ版も善戦している印象はあるものの、個人的には原作コミックス版を強く推したいところ。アニメ版は2クール+劇場版の構成で原作14冊分を踏破しているのですが、尺の問題もあって、一部欠損している情報があるのと情報が出てくる順番が少し変わっているところがあるのが、ミステリ作品として見た場合には割とどころかかなり致命的。私はアニメ版から入ったのですが、「うーん、、、わかるけどこれは、、、」みたいなところも後から読んだ原作ではしっかり綺麗に回収されていました。(なので TV 版第 2 クールまで見たあとは、劇場版ではなく原作コミックスでラストまでがっつり楽しむことをオススメします。)

というわけで、以下ネタバレ満載なので反転で。原作/アニメ版全部フルセットでのネタバレなので、読む/見る可能性が少しでもある方は絶対に読まないことをオススメします;。

いやー;、参りました;。
まさか本当に四葉だったとは....;;。

実はアニメ版を予備知識ゼロの初見で見たときに、作品としては三玖推しだけれども四葉がボスキャラだろう、と直感で思ったんですよね。理由はシンプルで、四葉だけ立ち位置が違っていること、そして四葉は風太郎を五つ子の入れ替えトリックで篭絡しに来ていないこと。中盤で、京都で出会った少女の正体が四葉であることが明かされたことで、これはまあ間違いなく四葉だろう……といったんは思ったのですが、amazon でチラ見したところ原作の評価が最終巻まで全く落ち込んでいないこと(← どう見ても三玖大人気な状態で、人気的にはイマイチであろう四葉に持ってきたら間違いなく荒れるだろうと思いました;)もあり、いや実はこれは四葉と見せかけて三玖なのか、と思い込んでいたんですよ;;。そして見に行った劇場版で、なんのことはなく四葉が選択されたときには衝撃以外の何物でもなかったという;;;。ええええぇぇぇ;、それはないだろう、と;;。

原作を読んではっきりとわかりましたが、伏線の張り方が原作とアニメ版(特に劇場版)で違っていて、劇場版のほうは四葉関連のエピソードを風太郎の選択後に持ってきてるんですよ。原作だと 11 巻(映画版の最初に相当するところ)に入っていて、四葉の秘めた思いがきちんとわかるように作られているのですが、アニメ版だとこれを後ろに持ってきてしまっているので、いや後から言われても後出しじゃんけんじゃん……みたいな印象を拭えなかったのは事実です。加えて新しい「五つ子」の形へと移行するプロセスの描写も十分とは言えず、いやこれでなんで原作の最終巻は荒れてないの??と疑問に思った……のですが、原作 14 巻をまとめて読破して、その疑問はいい意味で完全に払拭されました。いやこれは実に見事です。

というわけで、first impression はここまでで、少し作品を読み解いていきたいと思います。


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