というわけでもうひと月以上前の話ですが;、無事に新車が届きました。

セレナ C27 S-HYBRID ハイウェイスター V セレクション II 2WD。ちょうどここ最近、マイナーチェンジ版が出たようなのでその前のもの、ということになるのですが、いやはや初めて車を買いましたがこんないいかげんな買い方でいいのかと小一時間;;。記憶が確かなら、免許を取った週末にトヨタの MEGA WEB でメガバンに乗ってみたあと、6/1 に馴染みのディーラーさんにセレナを持ってきてもらって試乗。そして 6/2 に発注、6/27 に納車;。実にたった一日で発注という恐ろしいスピード発注だったわけですが;、いかんせん車を買うこと自体が初経験なので、右も左もわからないワナ;。メーカーオプションとディーラーオプションの違いすら分からない状態から、慌ててカタログ調べてネット調べて値引き交渉して……と、まあ無茶苦茶な注文だったりしました;。
# 中途半端な時期の割にはまあまあの値引きだったので、結果的にはオーライでしたが;。
セレナにはガソリン車(S-HYBRID)と電動車(e-POWER)の 2 タイプがあり、後者の方が燃費や加速の評判がよいのですが、実家の面々を載せることを考えるとどうしても 8 人乗りが必要なため、S-HYBRID のガソリン車を選択。実際に乗ってみるとなかなか快適です。
- 運転台が高めなので、視界がよく、運転していて気持ちがよい。ハンドルも軽くて取り回しがラク。
- シートアレンジが多彩で、特にセンターシートを後ろに動かして、助手席との間に空間を作れるのが地味に便利。
ネットを見ていて評価がかなり割れていたのは、① ガソリン車の加速力と、② プロパイロットと呼ばれる自動運転機能。正直かなり高い買い物なわけで乗ってみるまでは心配でしたが、実際のところはどちらも特に問題なかったです。
[① 加速力]
踏み込みが甘いと加速が悪く、特に信号待ちからの加速で前走車に置いていかれることが結構あります。セレナのガソリンエンジンが非力と言われるゆえんですが、巡航速度(60~80km/h)あたりでの加速が悪いわけではないのが不思議なところ。調べてみると、どうも CVT 車(無段変速機)の特性によるもののようでした。
- 加速
ペダル踏み込みからワンテンポ遅れて加速がかかるとともに、踏み込みすぎるとエンジンが空回りしてしまう。このため、停車からの加速時はゆっくりと、気持ち多めのところまで踏み込み、目標速度に近づいてきたら徐々にアクセルペダルを戻す。 - 減速
アクセルを離すとエンジンブレーキがじわじわと効いてくるが、このエンジンブレーキは低速になるほど効きやすい。このため、最初は強めに踏んで、徐々に緩めながら停車する。
一か月ほどスカイラインに乗っていたのですが、こちらは CVT ではなかったのでペダルワークがストレートに加減速に伝わる仕組み。嫁はスカイラインにかなり乗り慣れていたので、セレナにはちょっと苦戦しているようでした。最近の CVT 車はこういうクセが出にくいように調整されているらしいですが、セレナはエンジンが一世代古いためか、この辺は改善されていないのかもしれません。……とはいえ、ミニバンではあんまり速度出すと怖いし;、クセをつかんだ上で安全運転している分には加速力が足りずに困ることはなくなってきました。
[② プロパイロット]
プロパイロットを自動運転技術とまで言ってしまってよいのか? ということはネット上であれこれ議論されているのですが、運転支援機能としてみた場合にはかなりよくできた機能です。
- 車間距離を一定に保つ、あるいは一定速度に保つように加減速調整してくれる機能。
- 自動ハンドル操作機能。こちらは高速でしか機能しない。
- どちらの機能についても、少し力を加えるだけで容易にドライバーがオーバーライドできる。
この機能で一番気になる点は、自動運転機能にどこまで運転を任せることができるのか? そしてそれは失敗しないのか? というところだと思うのですが、実際に使ってみると、そういう類のものではない、というのがよくわかります。この機能は、どちらかというとドライブゲームのアシスト機能に近いものです。
- ハンドル支援機能に関して言えば、なんとなく軽くハンドルに手を添えて左右にステアリングを切っていると、レーン中央を走るラインにピタリと合わせてくれる。
- 直線を走っているときに速度が落ちてくると、自動的に速度を上げてくれる。
このプロパイロットの作動条件は、コーナリング時の G が 0.12 を超えないことになっており、逆に言うと、0.12 を超えるとプロパイロットの自動ハンドル操作機能がいきなり外れます。このため、
- カーブに入る前に、ドライバーが(自力でも曲がれるように)適切に減速しておく。
- 減速が適切だと、0.12 G を超えないのでプロパイロットがうまく勝手にカーブを曲がってくれる。
といった工夫は必要。つまり、最初から自分で運転するつもりでいることはやはり必要で、このため自動運転技術、とまで言ってしまうとさすがに過大広告だよねぇ、という感じがします。
とはいえ、アシストの有無で運転のラクさは明らかに大きく違うわけで、なるほど技術的なクセを理解して使っている人には評判がよいのも頷けます。……けれども確かにこれは原理の理解が結構ややこしいですね;。
というわけで、これ以外にもあれこれ書きたいことは山ほどありますがw、まずは 1st feeling ということでざっくり。正直、たった一日で決めた突貫工事の発注でかなり心配もしましたが;、結果的にはなかなかうまく行った気がします。運転したときのフィーリングがトヨタ車より自分になじんだことや、最近のオラオラグリルは正直どうにも好きになれない中でしっくり来るデザインだったりすることも、自分的にはよかったです。教習所の教官が、卒業のときに「(その人にとっての)いい車は好きになれる車、その方が大切に乗るから」と言っていたのがよくわかるような気がします。
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